きりたんぽ鍋:秋田県
あまりにも有名な秋田「きりたんぽ」は鍋で食べる
秋田の人は、毎週食べるくらいポピュラーな郷土料理。
「きりたんぽ」は、「きりたんぽ鍋」として食べるのが本来の食べ方です。
観光地の味噌たんぽ(味噌をつけて囲炉裏で焼く食べ方)はあまりしないそうです。でも、それはそれでおいしいですね♪
「きりたんぽ」はお米で出来た”ちくわ”のようなもの。鍋だけでご飯はいりません。
きりたんぽの歴史は、マタギ(熊漁師)の携行食が発端とも言われます。 ・・・というか、おにぎりの硬くなったのを、鍋に入れて食べたとか、神様のお供えとして作ってたとか、いろいろ言われています。・・・ その形が槍のさや(反甫)に似ていることが名前の由来(語源)。本場は秋田県北部の大館市。
手作りきりたんぽ
炊いたご飯をかるくつぶし串にちくわのような形に整えてつけ乾かし、これを炭火で焼けば出来上がり。
秋田三鶏・比内鶏。
きりたんぽ鍋には、比内鶏がよく合います。比内鶏は秋田三鶏に数えられ、天然記念物に指定されています。
秋田の家庭では普通の鶏肉で代用することが多いようですが、味が異なるので、こだわりたいところですね。
食用の比内地鶏は、もちろん養鶏になります。
「キリタンポ」の他、「稲庭うどん」「はたはた」も有名です。
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